まりママ子育て雑記

毎日おつかれさまです。

頼むからどうか寝てくれ

前の記事にも書いたとおり産後はメンタルズタボロでした。

上の子が「寝ない子」だったのも大きな原因のひとつ。

 

赤ちゃんが寝る子かそうでないかは就職した職場がブラックかホワイトかくらい重要な話。

なぜなら自分の精神的安定と

最悪、生命に関わるから。

 

寝ない子育児がなぜ大変か。

新生児期の3時間サイクルの中での貴重な睡眠時間がほぼなくなるから。

日中も寝てくれないので、赤ちゃんを抱っこしてうろうろする以外何もできないから。

それでも自分のご飯旦那のご飯洗濯等の家事は毎日必要だから。(掃除は完全にあきらめてました)

 

この頃、寝ない赤ちゃんをどれだけひとりで(抱っこせず)、長時間寝かせられるのかということを常に考え続けてた。

結果、ネットで調べたり本読んだり色々試行錯誤してうちの子に一番効果があったのは

「抱っこで寝おちさせないこと」。

 

泣いてる時は抱っこで落ち着かせるけど、抱っこで寝させず布団かベッドで横にした状態で入眠させる。

そしたら抱っこから布団に下ろした瞬間に泣くあの恐怖もないし、結構長く寝てくれるようになった。

最初は泣くから、添い寝してトントンしたり、ビニール袋ガサガサ音鳴らし続けて泣き止ませたり、諦めずにやってたら抱っこじゃなくても寝るようになった。

だんだん慣れてきたら部屋暗くして2人でゴロゴロしながら遊んでたら勝手に寝てくれるようにもなった。

さらに、お昼寝の時は部屋を真っ暗にすることを意識してた。遮光カーテンにして隙間から漏れる光もシャットアウトして、完全な暗闇を作ると、昼間でもよく寝た。

部屋が暗いと途中で起きてもトントンしたら再入眠することも多かった。

 

でもこの作戦は生活リズムがある程度整ってきた段階じゃないと難しい。「そろそろ眠くなってくる時間」をこちらが把握して眠りやすくすることが必要だから。(これはまたのちのち詳しく書こうと思う)

 

朝も昼も夜も関係ない新生児期は、無印の「人をダメにするソファ」(でっかいビーズクッション)に抱っこで寝させた後に置くと、背中スイッチ発動せずに着地成功することが多かった。床に寝させるよりも背中が丸まっていいみたい。助産師訪問に来てくれた市の助産師さんに教えてもらった。

ただ、起きた時頭と背中にめっちゃ汗かいてるので注意。

 

あと、挑戦して失敗したのは「おくるみぐるぐる作戦」。せっかく寝させたのにモロー反射ですぐにビクっ!!ってなって泣き出すし、ネットにもよく寝るようになったって書いてるからおくるみ買って試したみたけど、どんなに綺麗に巻いてもすぐに脱出された。今でもほとんど布団は着ないから暑かったんかな。

下の子はおくるみ作戦けっこう成功したから、合う合わないはその子によるみたい。

 

どの方法も我が家の場合、結果的にうまくいきましたという話です。

添い寝とかおくるみとか、調べてもらうとリスクもあるのでそこは注意してください。リスクを知った上でそのリスクをどうやって回避するか、その上でやるのかやらないのかはご自身の判断でお願いします。

 

赤ちゃんが少しでも寝てくれてお母さんがゆっくりご飯を食べられますように。

産後のきもち

1人目の産後すぐのメンタルは相当やられてた。

実家の母が1ヶ月は日中我が家に食事を持って通ってくれてたにも関わらず。

何のために生きてるのかわからんというか、「生かさなあかんからとりあえず生きてる。」みたいな生活してたし楽しいとかあんまり感じひんようになってたしとにかくつらかった。

 

なんであんなにつらかったんか。

①赤ちゃんの命を(主に1人で)預かるというプレッシャーとそれに対する不安

②産後のボロボロの体に加えて圧倒的な睡眠不足

③今まで培ってきたマインドセットを大幅に変更させられるストレス

ざっくりこんな感じやったなと思う。

 

 

わたしの場合、

まず、生後3ヶ月ごろまで赤ちゃんかわいい!というよりもこの命を守らなければ!という義務感の方が強かったと思う。

 

出産した瞬間から始まる目の前の我が子の命を守るという重大ミッション。

そして赤ちゃんは自分にとって未知の生物。

小さいしふにゃふにゃやし脚も腕も細いし壊れそうで最初は抱っこするのも怖かった。何もかもが初めてで、わからんことだらけ。

オムツの変え方やら母乳のあげ方、ミルクの作り方、色々教えてもらうけど、その全てにおいて初心者。新人。

 

一日中朝も昼も夜も3時間毎にオムツチェック→授乳→オムツチェック。

ただひたすらにそれを繰り返して。

 

でも新人やしそれが正しいのかがわからん。

体重増えてないとか言われたり

何が原因で泣いてるのかもわからんかったり

お腹もいっぱいのはず

オムツもぬれてない

眠いなら寝てくれ

なんで泣くの?

どっか痛いの?

授乳足りてない?

ミルクの足す?

足したけどゲップと一緒に全部出た

どうしたらいい?

 

失敗=死というプレッシャーと不安で

平日赤ちゃんと2人きりで家にこもってるとき

ほんまに恐怖やった。

 

今思えばそんな簡単に赤ちゃん死なへんし

そこまで神経質になる必要なかったなって思うけど、ひとり目育児でそこまでおおらかにいられる人ってめっちゃ大物やわ。

 

 

次に、産後のボロボロの体で日に日にちょっとずつ重くなってくる赤ちゃんをずっと抱っこして、なんならウロウロして。

しかも慢性的な寝不足で。

さらに私の場合、授乳の度に襲ってくる謎の絶望感、悲壮感。(しばらくしてからTwitterで知ったけど、「不快性射乳反射」って言って、たまになる人がいるみたい)

ただただしんどい。寝たい。

 

 

精神面ストレスと身体面ストレスのダブルパンチに加えて、今までの人生で培ってきたマインドセットの大改革。

 

わたし自身、通常時は先を見通して段取りをちゃんとして日々をこなしたい。あまり変化を好まず安定してる方が安心するタイプ。

その全てをことごとく覆してくるのが新生児の育児。

精神的な安定要素がひとつも満たされない生活をずっと、いつまで続くかわからん状態でいるのがきつかったんやと思う。

当時旦那に「仕事してる方が何百倍も楽」って何回も言ってた。

仕事は少なからず自分でコントロールできる部分があるし。

 

今までの「自分」を変えながら今のこの日々に適応していくしかない。

時間をかけてマインドセットを更新していく過程は結構つらい。

 

 

「つらいのは今だけ。」

育児がつらすぎてネット検索してるとき見飽きる言葉。

ほんまかな、きっとまぁそうなんやろな。

でも今のこのキツさどうしたらいいねん。

早く3ヶ月経たへんかな。

 

と思いながら必死に過ごした3ヶ月の長さと言ったら。今の半年ぶんくらいの体感あったな。

 

 

今赤ちゃんを抱えてつらくて苦しい人。

きっと今は緊急事態状態です。遠慮せずに。旦那やら両親やら友だちに「助けて」と伝えてください。

 

そして少しでも眠る時間を確保できますように。

お子さんがいつもより少し長めにお昼寝してくれますように。

自己紹介

はじめまして。

5歳と3歳の娘の母です。

30代地方公務員、昨年度から育休復帰してフルタイムで働いています。

娘が現在はまっているデリシャスパーティープリキュアのなかではマリちゃん(ローズマリー)が好きです。

日々生活をこなすことに精一杯で、特にかわりばえもない毎日を過ごしてます。

そんな日々でも毎日何かしら面白いことが発生して子どもたちには笑わせてもらっていて、子育てって大変だけど楽しいなぁとやっと少し余裕を感じられるようになってきました。

 

1人目を妊娠した瞬間からそれまで想像をしてなかった世界が広がって、嬉しかったり不安だったり、産んでからはどちらかというと苦しいことが多かった気がする。

でもやっぱり振り返ってみるとかけがえのない経験になっていて、そんな経験を今からお母さんになる人やお母さんになったばっかりで辛い思いをしてる人に少しでも役に立つように、発信していけたらと思います。

 

子どもたちの寝かしつけが終わったあとに少しずつ書いています。(ただ最近は一緒に寝落ちする日がほどんどです)

長女出産記録

5年前のこのくらいの時期にひとり目の子を出産。

1人目の産休中、外は暑いしお腹は重いしほぼ出かけることもなく、暇すぎて色んな人の出産レポ読み漁ってた。

ここまでくると恐怖感はないけど、いつくらいに生まれてくるかとかどれくらいで病院行くかとか家で破水したらどうしようとか、不安はあったなぁ。

でも結局、色んな人の経験談聞いたり読んだりしてても「出産でほんまに人それぞれやな〜」って言う印象。実際そうやと思うし。

 

こらから初めての出産を控えてる人の暇潰しと少しでも参考になればと、5年前のことを書いておこうと思います。

 

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予定日1週間くらい前から実家の母からの「まだそう?」攻撃に辟易する。いや、いつなんかはこっちが知りたいねん。自分でもぜんぜんわからんねん。って言う気持ち。

(実家がまぁまぁ近かったこともあり里帰りはせず。初孫ということもあり心配してくれてたもわかる。母には出産後本当にいろいろお世話になって、めちゃめちゃ感謝もしてます。母がいなかったらきっと病んでたし。ただ、当時はイラッとしてた 笑)

 

◆出産前日

予定日当日、お腹重いし外暑いし特に何もせずエアコンの効いた部屋でゴロゴロ。(ついに予定日か〜はよ産まれへんかな〜)

15時頃から不規則な生理痛のような痛み。

この日に限って大好きな伊坂幸太郎の新刊を読んでて日課になってた昼寝をしなかった。このことを後々後悔する。


夕方ごろまでは合間に動けて夕食の準備。

旦那が仕事から帰ってきて、ちょっと痛い。でも初めてやしどうなるかわからん。また痛み引くかもと伝える。


22時ごろから約10分間隔になるがまだまだ耐えられる痛みで前駆陣痛かな〜?

病院行っても追い返されたら嫌やな〜と思いながら耐える。(なぜかこの気持ちが一番強かった)

23時台には8〜6分間隔と痛みの時間も若干バラつきあり。

 

◆出産当日
0時台に5分間隔になり1時ごろに電話しようかと起き上がって様子を見てみると4分とか7分とかばらばら。
痛みの強さは寝てるときついけど起き上がるとましになるとわかって2時台にもう一度ベッドへ。すると6分間隔になったので、病院に電話してみる。
車で10分と伝えるととりあえず診察するのできてくださいとなり、2時30分ごろに旦那の運転する車で病院へ。
助産師さんの内診で子宮口5センチ。(うそやん!)即入院。LDR

痛みがきてる時はひたすら部屋のカーテンの皺の数を数えて痛みが引くのを待ってた。

陣痛の痛みも徐々に増して7時ごろには8センチ。

なぜか7時半ごろに病院に母到着。

(別に母親には来てほしいと1ミリも思ってなかったのに旦那が入院したって連絡したらいてもたってもいられなくなったらしい。)

 

この辺りから一睡もしてないせいで体力がないため陣痛の痛みが弱まる。陣痛の合間にウトウトするように言われるがなかなかいい陣痛がこない。(今考えても陣痛の合間にウトウトとか無理やろ。本読んでんと昼寝しときゃよかった、ってめっちゃ思った)
8時に朝食。陣痛の合間にパン等を少し食べる。(パン食べれてる時点でもう陣痛レベル下がってたんやろな)
9時半ごろまで様子を見るが、先生登場して陣痛を補助するために促進剤を使うかと提案。早く産まないと体力が持ちそうになかったので、了承。というかこの苦しみから早く逃れたいので了承。

(なんか同意書にサインさせられたけど内容もろくに読んでないし、この痛みから逃れられるなら何でもします!と思ってるくらいの時期やからこの同意書無意味やと思う)

 

9時30分ごろから少量の促進剤の点滴。
10時00分に20ccになったところで陣痛の波が押し寄せる。痛みの波形がずっとマックス!!!パニック。やばい死ぬ。ずっと旦那の手を握りしめてて骨砕きそうやった。旦那も半泣き。

 

10時30分の内診で子宮口全開。
いきむ練習。

旦那にお尻を抑えてもらいながらいきむ。
途中で破水。パン!なんか破れた!お湯でた!!って感覚今でも覚えてる。


赤ちゃんが出てくるまで陣痛の波のたびに全力でいきむ。旦那もずっと応援してくれてた。旦那も母親(なぜかLDRにいた)も泣いてた。

泣いてる母親がうるさくて気が散るから「うるさい!」ってキレた覚えがある。ごめん。


破水のあと1時間くらいかかって、最後は先生登場して無事出産。頭が出た瞬間の爽快感はすごかった。出た〜!ってかんじ。

いきむのが下手すぎて(どれだけ力入れなあかんのかわからんくて)、産道に挟まってた時間長かったからか出てきた時赤ちゃんの頭長かった。(何日かしたら戻りました。)


旦那は赤ちゃんが出てくるところも見てたらしい。(普通は旦那さんには頭側にいてもらうから出てくるところは見えませんって説明された気がするんやけど、まぁいいわ)
会陰はちょっと裂けたらしく縫合。でもそこまで痛くない。

結局鼻からスイカとかよくわからんくらい必死。出てくる時の痛みより陣痛がすごすぎた。長いし。

カンガルーケアして(かわいい〜よりもこんな人間お腹の中に入ってたん?!って思ってた。)赤ちゃんは別室へ。

 

そのあとLDRで2時間安静。途中でお昼ご飯(秋刀魚定食)半分くらい食べて残りは旦那が完食。途中トイレ行きたくて地味に困った。

私の産んだ産院は翌日から母子同室この日はひとり。14時ごろに部屋に戻って寝ようと思ったけどなかなか眠れない。産後ハイってやつ。人生でいちばんの達成感。でも15時〜16時ごろまで昼寝。

痛かったし辛かったけど旦那がずっと側にいてくれて心強かった、ありがとう。

長女ちゃんがんばって出てきてくれてありがとう。